Webサーバー処理速度No.1を宣伝するレンタルサーバー「ConoHa WING」を契約した。
早速、Xserverで管理しているWordpressサイトの1つを「ConoHa WING」の「かんたん移行」ツールを使い、移転してみた。
「ConoHa WING」の「かんたん移行」ツールを使ったのサイトの引っ越し方法を分かりやすく解説します。
サイトの移転方法
サイトの移転方法には3つの方法がある。
●レンタルサーバーの「かんたん移行」ツールを使う。
●FTPソフトを使う
●Wordpressのプラグインを使う
個々の詳しい説明は省略するが、一番簡単なのが、レンタルサーバーの「かんたん移行」ツールを使う方法。
但し、「かんたん移行」はWordpressサイトの移行ツールだが、名前はレンタルサーバーによって異なる。
※Xserverでは「Wordpress簡単移行」。
ConoHa WING「かんたん移行」ツールでサイトの引っ越し手順
ConoHa WINGの「かんたん移行」ツールを使ったWordpressサイトの引っ越し手順は、ConoHa WINGお乗換えガイドに記載がある。
但し、ここでは実際に私が実行した手順で説明することにする。
①申込
②ドメイン設定
③「かんたん移行」ツールでサイトを移行
④動作確認
⑤ネームサーバーの情報設定
⑥独自SSL設定
申込
ConoHa WINGの申込は、ConoHa WING のトップページの「お申し込み」又は「今すぐお申し込み」から行う。
※いずれも申込ページが開く
▶ConoHa WING公式サイト⇒ConoHa WING
ドメイン設定
ConoHa WINGの管理画面(コントロールパネル)には、登録したメールアドレスとパスワードでログイン。
左端のメニューから「サーバー管理」クリック。
次に「ドメイン」をクリック。
右上の「+ドメイン」をクリックすると、以下の入力画面が表示。
ドメイン追加
「新規ドメイン」か「サブドメイン」を追加は追加
ドメインを入力してください
「新規ドメイン」の場合には「http(s)://ドメイン/」の「ドメイン」、サブドメインの場合は、「▲▲.ドメイン」となる。
無料独自SSL
「無料独自SSL」を利用できるのはネームサーバーの設定後。
この時点で「利用する」を選択してもエラー表示が出る。
従って、「利用しない」を選択。
ドメインの設定が性交すると、下の一覧表に設定したドメイン名が表示される。
「かんたん移行」ツールでサイトを移行
ConoHa WINGのコントロールパネルの左のメニューから「サイト管理」をクリック。
「サイト設定」→「アプリケーションインストール」を選択後、「+アプリケーション」をクリック。
以下の入力画面が表示される。
※インストールをする前にチェックすべきポイントがある。インストール前のチェックを怠ると、サイト移転に失敗する可能性がある。インストール前にチェックすべきポイントは別記事参照。
アプリケーション
「Wordpress」を選択。
インストール方法
「かんたん移行」を選択。
バージョン
「4.9.12」か「5.3.0」のいずれか。
自分のWordpressサイトのバージョンを選択。
サイトURL
「wwwあり」か「wwwなし」を選択。
通常は「wwwなし」。
その下に「http(s)://ドメイン名/」に続き、空欄があるが、これはサブディレクトリーにWordpressをインストール場合に、フォルダ名を入力すうr。
移行元ユーザー名・移行元バスワード名
いずれも移行元のWordpressにログインする時のユーザー名とパスワード。
データベース名
予めデータベース名とユーザー名が入力されている。
任意なので別の名前に変えても良いが、そのままでも問題はない。
パスワード
データベースのphpMyAdminの管理画面にログインする時のパスワード。
任意に設定。
以上を設定すると以下のようになる。
下部の「保存」をクリック。
動作確認
ConoHa WINGへのサイト移行後にサイトが正常に表示されるかを「動作確認URL」で確認。
「サイト管理」→「サイト設定」→「基本設定」→「動作確認URL」
「動作確認URL」をクリックし「利用設定」を「ON」にすると、「動作確認URL」が表示される。
「動作確認URL」をクリック。
サイトが正常に表示されればOKだが、正常に表示されない場合がある。
私の場合は、デザイン(CSS)やテーマが反映しないという問題が発生。
「動作確認URL」でサイトが正常に表示しない原因
その場合、以下の原因が考えられる。
●hosts
●Wordpressのプライグイン
●PHPのバージョン
●その他
最初に試みるべき方法は「hostsの編集」。
hostsの編集
詳細はConoHa WING「ご利用ガイドhostsを設定してWebサイトの動作確認をする」に記載。
hostsファイルの最下部にConoHa WINGのIPアドレス+移行するサイトのドメインを記述。
(例)111.222.333.444 example.com
サイトが正常に表示したら追加した記述を削除。
ネームサーバーの情報設定
最後にネームサーバーの設定だ。
これはそのドメインがどのサーバーにあるかを設定するもの。
ドメインの管理業者のサイトから行う。
私の場合、お名前.com、Xドメイン、ムームードメイン等を使っている。
Xドメインのネームサーバー変更
Xドメインの場合、XSERVERアカウントから、「ドメインパネル」に進む。
以下は、Xドメインの管理画面。
「その他のサービスで利用する」にチェック。
ネームサーバーの入力欄は5つあるが、2つで構わない。
ConoHa WINGのネームサーバーを入力したら、「ネームサーバーの変更(確認)」をクリック。
ConoHa WINGのネームサーバーはどこに記載?
ConoHa WINGのネームサーバはコントロールパネル左のメニューの「DNS」を開き、ドメインリストからネームサーバーを変更するドメインをクリック。
NS(図の赤い箇所)にネームサーバーを記述されている。
独自SSL設定
上記のネームサーバーの変更で、サイトの移行手続きは終了だ。
後は、独自SSL設定だ。
但し。独自SSL設定はサイトの移行手続き終了後にすぐには出来ない。
ネームサーバーの書き換えに24時間から72時間かかるという。
※これについて詳しくは別記事参照
独自SSL設定はコントロールパネルの左のメニュー「サイト管理」→「セイトセキュリティ」→「独自SSL」→「無料独自SSL」をクリック。
「利用設定」の「OFF」を「ON」にするだけ。
但し、ネームサーバーの切り替えが済む前に「ON」にしようとすると、以下の警告が出て、「ON」にはならない。
15分から30分程、時間を置いて、再度設定の必要がある。
⇒ConoHa WING