私が管理する25サイトで試したところ、ページ読み込み(表示)速度の改善に効果のあったプラグイン4つとあると便利なプラグイン1つをご紹介します。
ページ読み込み(表示)速度はGoogleの検索アルゴリズムで重要な指標の1つです。
サイトのページ読み込み(表示)速度の遅いサイトの評価を下げるとGoogleは公表しており、これは検索順位が下がるこを意味します。
ページ読み込み(表示)速度の改善に効果のあったプラグイン4つとあると便利なプラグイン1つを導入しでページ読み込み(表示)速度のスピードアップに取り組みましょう。
- ページ読み込み(表示)速度の改善に効果のあったプラグイン
- プラグインのインストールの仕方及び設定方法
- EWWW Image Optimizerとはどういうプラグイン?
- Autoptimizeとはどういうプラグイン?
- Script to Footerとはどういうプラグイン?
- WP Fastest Cacheとはどういうプラグイン?
- ページ読み込み(表示)速度改善にあると便利なプラグイン
- 設定がそのままだとページ読み込み(表示)速度が遅くなるプラグイン
ページ読み込み(表示)速度の改善に効果のあったプラグイン
先に書いた記事では、サイトのページ読み込み(表示)速度に役立つ2つのプラグインと.htaccessの追記コードを紹介しました。
▶サイトのページ読み込み(表示)速度を改善する方法(2)~スコア85[PageSpeed Insights]に役立つプラグインと.htaccessコード
▶「PageSpeed Insights」の使い方~ページの表示速度を改善する方法(1)
プラグインは以下のものです。
・EWWW Image Optimizer
・Autoptimize
ただ、.htaccessの編集はFTPソフトの立ち上げや、サーバーのファイルマネージャを使う必要があり、面倒。
他に方法がないか探していたら、見つけたのが次のプラグインです。
・Script to Footer
・WP Fastest Cache
これらはワードプレスのプラグインなので、設定がそこで完結します。
さらに、.htaccessの編集をした時より、スコアがアップしました。
ページ読み込み(表示)速度の改善に効果のあったプラグインは以下の4つです。
・EWWW Image Optimizer
・Autoptimize
・Script to Footer
・WP Fastest Cache
プラグインのインストールの仕方及び設定方法
●プラグインのインストールの仕方
「プラグイン」メニュー「新規追加」をクリック。
インストールしたいプラグイン名を入力。
候補が表示されるので、「今すぐインストール」をクリック。
インストールが終わると「有効化」をクリックして”第1段階”は終了です。
“第1段階”と言ったのは、その後「設定」をしないと機能しないプラグインがある為です。
●プラグインの設定
「インストールしたプラグイン一覧表」にあるプラグイン名の下の「設定」をクリックするか、「設定」メニューから設定したいプラグイン名をクリックすると、「設定」ページが開きます。
それでは、ページ読み込み(表示)速度の改善に効果のあった4つプラグインの設定方法と使い方を以下に説明していきます。
EWWW Image Optimizerとはどういうプラグイン?
EWWW Image Optimizer は画像を最適化することでページのロード速度を向上させてくれます。
“画像を最適化する”は、GoogleのPageSpeed Insightsの「最適化についての提案」で示されることのある項目の1つです。
但し、このプラグインは今後アップロードをした画像を最適化するので、既にアップした過去の画像の最適化は手動で行う必要があります。
EWWW Image Optimizerのインストール、設定及び過去の画像の最適化は手動で行う方法についげはこちらで解説しています。⇒EWWW Image Optimizerの設定方法と使い方
Autoptimizeとはどういうプラグイン?
Autoptimizeは”ウェブサイトを最適化し、CSS コードと JavaScript コードを連結し圧縮”するワードプレス(WordPress)のプラグインです。
Script to Footerとはどういうプラグイン?
JavaScriptをフッターに移動することで読み込みが後でも問題のないJavaScriptの読み込みを後にまわすことで、ページの読み込み(表示速度)を改善してくれるプラグインです。
PageSpeed Insightの「最適化の提案」の「スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する」に対応しています。
WP Fastest Cacheとはどういうプラグイン?
WP Fastest CacheはWordPressのキャッシュを管理・削除できるプラグインです。
PageSpeed Insightの「最適化の提案」の「ブラウザのキャッシュを活用する」に対応しています。
WP Fastest Cacheを使うにはインストール(有効化)の後に設定が必要です。⇒WP Fastest Cacheの設定方法と使い方
あると便利なプラグイン
あると便利なプラグインは「P3 (Plugin Performance Profiler)」です。
このプラグイン自体では、ページの読み取り(表示)速度の改善に直接は繋がりませんが、負荷をかけているプラグインを教えてくれるので、そういったプラグインが見つかった場合、設定を変更したり、他のプラグインに変更したり、停止と言った対策が取れます。
「P3 (Plugin Performance Profiler)」はスキャンする時だけ、「有効化」すれば良いので、スキャンが終わったら「停止」をクリックしましょう。
【使い方】
使い方は簡単です。
①「有効化」をクリック。
②「Scan Now」をクリック。
③上部の「StartScan」をクリック
④真ん中に「Scan Name」というウインドウが表示されていますが、右のバーを下げると「Auto Scan」と「Manual Scan」という文字があるので、「Auto Scan」をクリック。
⑤スキャンが終了すると、「View Results」という文字が表示されるのでクリック。結果が表示されます。
WordPress Popular Postsの設定方法と使い方
「WordPress Popular Posts」人気記事を表示してくれるプラグインですが、「有効化」しただけではページの読み込みが遅くなるようです。
【設定方法】
「設定」から上部の「ツール」をクリック。
私は以下の設定をしています。
◇ログ上限:「データ保存期間」を選択
※期間はデフォルト「180」日のままです。
◇WPPキャッシュ期限ポリシー:「キャッシュする」を選択
◇キャッシュ更新間隔:「1時間」以上を指定
◇データサンプリング:「有効」を選択
最後に「適用」をクリック。
【使い方】
ウィジェットから細かい設定が出来ます。