知らないASPから「登録しませんか?」「広告を掲載しませんか?」といったスカウトメールが届く。基本、クローズドASPと言われるものだ。
今回は、メディパートナーというASP。
登録する価値はあるのか?
そこで、メディパートナーの評判を調べてみた。

メールの文面

届いたのは下記のメール。(一部抜粋)

お世話になります。
「メディパートナー」というASPを運営しております、
株式会社オプティマイザーの■■と申します。

現在、SEOで「●● △△」で上位表示されている
貴サイトを毎日の様に拝見させていただいておりまして、私なりに、商品購入の獲得向上プランを考えさせていただきます。

【対象URL】
http://~

私は、血圧案件を担当しておりまして、
200以上の血圧系サイトをチェックしているため、
新規サイト立ち上げの際の狙い目のキーワードや
ユーザ動向を踏まえた紹介文の考案など、
貴サイト全体の収益アップのお手伝いができると考えています。

まずは、以下案件をご紹介できればと存じます。

【案件詳細】
(中略)
上記案件の単価等の詳細につきましては
「メディパートナー」にご登録後、サイト収益アップのためのご提案を行います。

メディパートナー(Mediparter)とは?

以下はメールに記載。(一部抜粋)

~メディパートナー(Mediparter)とは~

1、アフィリエイターさんに、専任の担当がつきます。
→テキスト文の考案、新規サイト立ち上げの狙い目なキーワード、クリック率向上のためのアイディアを親身になって共有させて頂きます。

2、WEBマーケティングを主と事業を展開しております、コンサルティングといった立場でクライアント様と交渉をさせて頂いておりますので、単価が高価なケースが多いです。

3、上記の事情があるので、アフィリエイト以外にもご訪問の機会が多く特別単価の交渉機会の頻度が高いです。

以下、弊社アフィリエイトサービス「メディパートナー」の詳細でございます。
(http://www.medipartner.jp/super.html)

弊社はスピード感を重視しておりまして
ご質問や案件掲載等、素早く対応し収益UPに繋げております。

株式会社オプティマイザーとは?評判は?

会社のHPの「会社概要」によると、設立は2005年2月15日。
資本金は3千万円、社員数は70名
「事業内容」は「広告代理店事業・通信事業・エネルギー・マネジメント事業」となっている。
http://www.optimizer.co.jp/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%83%85%E5%A0%B1/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A6%82%E8%A6%81/

肝心のメディパートナーについてはどこに記載されているのだろうか?
これについては以下のページに記載があった。
http://www.optimizer.co.jp/%E6%8E%A1%E7%94%A8%E6%83%85%E5%A0%B1/3%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%BC%B7%E3%81%BF/

「アフリエイトサイトサービス」とある。
「弊社はスーパーアフィリエイト媒体と呼ばれる「ヘッド媒体」に特化したアフィリエイトネットワークを持つオンリーワン企業です。」

メディパートナーの運営会社が株式会社オプティマイザーであることは間違いない様だ。
では、株式会社オプティマイザーの評判は?

評判について大した情報は出てこないが、社員・元社員からの口コミ評価はあまり芳しくないようだ。

メディパートナーの評判

メディパートナーの評判を調べたら、「パートナービジネス 福井大介」という情報商材が詐欺?という情報が20件以上。

この商材とメディパートナーがどう関係あるのかと言うと、この商材で推奨しているASPがメディパートナー。

メディパートナーは特殊な商品を扱い数は少ないけど報酬が高い、逆に登録しているアフィリエイターが少ないので「ライバル不在」で儲けやすい?という理屈らしい。

マニュアルとしては誇大広告っぽいので「詐欺商材」と判定している方も多い様だ。

あくまでも商材の評価であって、メディパートナーが詐欺ということではない。

では、純粋にメディパートナーの評価はどうなのか?
こちらは、10件以上の情報が出てきたが、いずれも評判は良くない。

共通しているがメールの対応。

まず、登録するまでスパム的にメールが届く。
しかも、上から目線、言葉使いを知らない。

登録すると、電話が掛かってきて、根ほり葉ほり聞かれる。
広告掲載を促しておきながら、こちらのサイト(媒体)が大した成果が上がっていないと知るや、以後、連絡なし。

そもそも、メディパートナーが扱っている広告案件はクローズド案件か特単が殆ど、しかも数は少ないらしい。

要は、スーパーアフィリエイター対象の案件と言える。
結論としては、成果を出しているサイトがないのなら、登録は見送るのが賢明だ。
成果を出しているサイトがあっても、担当者とのやりとりは結構、面倒であることを覚悟しておいた方がよさそうだ。