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グーグル検索表示基準変更で何が変わる?キュレーション(まとめ)サイトは悪?
●DeNAのキュレーション(まとめ)サイトの問題点
DeNAの運営するウェルクを始めとするキュレーション(まとめ)サイトが特定のキーワードで検索上位を独占。
しかし、掲載された記事の内容が不正確(不適切)であった。
調査の過程で、記事の大半を外部のライターに依頼しており、医学の専門家でない素人が記事を書いたり、他の記事をリライトしたものも多くあった。
DeNAは検索結果で上位表示を目的に過度のSEOを行っていた。
●検索エンジンの使命とは?
グーグル等の検索エンジンがどのようなアルゴリズムで特定のキーワードの検索結果に表示されるサイトの順位を決定しているのか?
これは完全なブラックボックスだ。
しかし、検索結果の上位に表示されているサイトを分析することで、そのアルゴリズムをある程度、分析することは可能。
そこで、検索結果で上位表示することだけを目的のSEOが生まれる。
検索エンジンの使命は検索するユーザーに最適な情報を提供することにある。
結果、過度のSEOで上位表示されたが内容の薄いサイトは順位を下げようとする。
グーグルは検索結果の表示順を200以上の要素から決めていると言われており、その変更(調整)は頻繁に行なわれている。
今回もその一環。
しかし、あえて公表したのは、社会的な問題になり、グーグルの検索エンジンとしての信頼性が失われると判断したからだろう。
●検索エンジンはどこまで進化するのか?
グーグルは今まで、大きな検索アルゴリズムの変更を行っている。
①パンダアップデート:コンテンツの内容を再評価するための変更
②ペンギンアップデート:スパムサイトを排除するための変更
上記は世界のサイトを対象としたものだが、今回の変更は「日本語版」のみ。
詳しい内容は以下のページに記載されている。
「日本語検索の品質向上にむけて」
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html
問題はグーグルの言う「品質」とは何かということだ。これについは以下で解き明かす。
●キュレーション(まとめ)サイトは悪なのか?
キュレーション(まとめ)サイトの内容は他のサイトをテーマにそってリスト化したもの。
記事そのものはコピペの集まりだ。
この点ではオリジリティのかけらもない。
しかし、グーグルは今まで、キュレーション(まとめ)サイトを検索上位に表示していた。
それは、テーマにそってリストを提供することがユーザーにとって有益だと考えていたからに他ならない。
まとめページは他に存在しない「独自性」があると。
今回の変更でキュレーション(まとめ)サイトの順位が軒並みさがったかというと、そうではない。
相変わらず、「NAVERまとめ」は強い。
しかし、検索するキーワードによっては「NAVERまとめ」の順位は低い。
ここに今回のグーグル検索表示基準変更の正体を知る手がかりがある。
●グーグル検索表示基準変更で何が変わる?
グーグルが記事に要求するのは、「独自性」と「専門性」(情報の正確さ)。
グーグルがサイトの「品質」を言う時、これが念頭にあると考える。
グーグルはキュレーション(まとめ)サイトが悪とは見ていない。
それは、他にない「独自性」があるからだ。
しかし、「専門性」はどうかというと「?」になる。
今回のDeNAのキュレーション(まとめ)サイトの問題はこの「専門性」を問われたのだと思う。
特に医療に関する記事。
医療に関するキーワードを検索すると、上位表示しているサイトは医師が監修したもの、クリニック(病院)、製薬会社が作成した記事ばかり。
ここから専門家が書いた記事を上位に表示していることが分かる。
恐らく、医療だけでなく、他のジャンルに関してもこの傾向は強まるのではないか?
これによってグーグルは情報の正確性を確保できるわけである。
これが、今回のグーグルのとった検索表示基準変更の真相だと思われる。
記載されている情報は記事投稿時のものです。
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