おすすめレンタルサーバーの1つである「さくらインターネット」。
WordPress(ワードプレス)のインストールが簡単にできる「クイックインストール」機能がついています。
しかし、手順通りインストールを行うと、第2階層のフォルダ内にWordPressがインストールされてしまいます。
さくらサーバーでWordPressをドメイン直下にインストールする方法は?
さくらサーバーでWordPressをインストールする方法
さくらサーバーでWordPressをインストールする方法は下記のページに記載されています。
https://help.sakura.ad.jp/app/answers/detail/a_id/2290/~/wordpress%E3%81%A7%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%92%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81
手順通り行うと、WPをインストールできます。
さくらのレンタルサーバ
ただ、2点、問題があります。
1.マルチドメインの設定
1レンタルサーバーで複数のドメインを設定する場合、「ドメイン設定」で1つ行うことがあります。
「ドメイン詳細設定」で「マルチドメインの対象のフォルダをご指定ください」の指定フォルダは「/home/wud/www」とあり、其の後はブランクになっています。
そこに「/ドメイン名」を入れます。
2.WordPressのインストール先
WordPressをインストールする時に「インストール先」フォルダを設定する必要があります。
フォルダ名は任意ですが、この設定をすると、WordPressがインストールされたアドレスは「http://ドメイン名/フォルダ名」となります。
即ち、ドメイン直下ではありません。
結局、これでだけでは、「http://ドメイン名」にアクセスしてもサイトは表示がされません。
「http://ドメイン名」にHTMLのサイトをアップする必要があります。
これは、ドメインでHTMLサイトを作成し、その下に「wp」等のフォルダを作成し、WordPressをインストールする場合、何ら問題のない手法です。
しかし、ドメイン直下にWordPressをインストールし、次の階層にSIRIUS等でテーマ別のサイトを作成する場合には適さない方法です。
同じレンタルサーバーでも、エックスドメインではWordPressをインストールすると、直接ドメイン直下にインストールできます。
しかし、さくらサーバーの場合、ひと手間かける必要があります。
さくらサーバーでWordPressをドメイン直下にインストールする方法
さくらサーバーでWordPressをドメイン直下に直接インストールすることはできません。
そこで、ひと手間かけます。
それは「WordPress のインストール 」でフォルダを設定してそこにWordPress をインストール するのですが、そのフォルダの内容(フォルダやファイル)を全て上の階層に移すという方法です。
まず、http://ドメイン/wp/wp-admin/からログイン。
次に「設定」→「一般」の下記を修正。
WordPress アドレス (URL)
サイトアドレス (URL)
http://ドメイン/wp/
↓
http://ドメイン/
次に「さくらサーバー」の「運用に便利なツール」の「ファイルマネージャー 」をクリック。
上で設定したドメイン名のフォルダをクリック。
設定したフォルダ(例:wp)内のWordPressのファイルを全て選択。
それをドメイン直下にドラッグ。
次にWordPressのファイルが入っていたフォルダ(例:wp)を削除。
これで、ドメイン直下にWordPressがインストールされたことになります。
実際にWordPressにログインし、サイトを表示してみてください。
※http://ドメイン/wp-admin/からログイン。
サイトアドレスが設定したドメイン名になっているはずです。
おすすめレンタルサーバー
レンタルサーバーの大半はWordPressの簡単インストールをうたっています。
しかし、「さくらサーバー」の場合、上記のような問題があります。
格安レンタルサーバーのロリポップの場合、そういう懸念はありませんが、WordPressをインストールするデータベースが1個しか作成できないという欠点があります。
ロリポプラン 詳細はこちら
1レンタルサーバーで複数のドメインを運営し、各々でWordPressサイトを作成したいということであれば、エックスサーバーばお勧めです。
エックスサーバー