コアサーバーでサブドメインを設定する方法(手順)です。
前回は「Xサーバーでのサブドメインの設定方法」でしたが、レンタルサーバーによってサブドメインの設定方法は違います。
コアサーバーにログイン
コアサーバーの場合、ログインしようとすると、
「Value-Domainへジャンプします。宜しければOKを押してください。」
という表示が出て、ちょっと面倒です。
「OK」を押して、「Value-Domain」のログイン画面からログインすることになるので、最初から「Value-Domain」にアクセスしてログインした方が簡単です。
「ユーザーコントロールパネル(ユーザー名:xxx)」の下の方の「サーバーアカウントの登録・管理・購入」の内、「CORESERVERアカウントの登録・管理・購入」をクリック。
「変更できるCORESERVERアカウント(x個)」にCORESERVERで運営している独自ドメインの「アカウント@サーバー」が表示されています。
サブドメインを設定したい「アカウント@サーバー」の下の「ウェブ」をクリック。開いたページの「入室」をクリック。
「ドメイン名」にサブドメイン(例:aaa.example.com)を入力します。
さて、ここから2つの設定方法があります。
サブドメインの設定1
1つ目の方法は「転送先URL」をブランクにします。
後の「強制」・「NoDir」にチェックは入れません。
下の「すべてのドメインでAレコードのチェックを行わない(強制設定)」にチェックを入れ、「ドメイン設定」をクリック。
すると、下記の文面が表示されます。
「ドメイン設定を変更しました。ドメインの反映は1-5分程度掛かります。…」
エックスサーバーでは、「サブドメインは追加後、サーバーに設定が反映されるまで数時間(最大で2日)かかります。」ということでしたが、コアサーバーは反映まで随分早いです。
レンタルサーバー側の設定はこれで終了です。
サーバー側の設定が完了した場合、FTPソフトでサーバーにサクセスすると「例:example.com」のフォルダと同列に「例:aaa.example.com」というフォルダが出来ているはずです。
フォルダを確認したら、「aaa.example.com」にアクセスしてみましょう。
「404 Not Found」という表示が出るはずです。
これは、サーバー側の設定は完了しているのですが、フォルダ内にファイルがない為です。
indexファイルを作成し、サーバーにアップ後、「aaa.example.com」にアクセスするとサイトが表示されるはずです。
サブドメインの設定2
「転送先URL」に本来のディレクトリ形式のURL(例:http://example.com/aaa/)を入力し、「NoDir」にチェックを入れます。
※チェックを入れなくても表面上同じです。
「強制」にはチェックを入れません。
この場合、FTPソフトでサーバーにアクセスしても新たなフォルダは生成されていません。
あくまでも転送設定をしただけです。
ファイルをアップするには「例:example.com」下に「aaa」フォルダは作成する必要があります。
通常のディレクトリと考え方は同じです。
「aaa」フォルダにファイル(index.html等)をアップすると、アクセスした時にページが表示されます。
但し、「例:aaa.example.com」にアクセスすると、「例:http://example.com/aaa/」に転送され、アドレスバーには「例:http://example.com/aaa/」と表示されます。
同じサブドメイン設定でもエックスサーバーとコアサーバーではサーバー側の設定が随分と違います。